こんにちは!るかです。
歯列矯正を検討し始めてから、7箇所のクリニックでカウンセリングを受けました。
紆余曲折しましたが、最終的に2箇所のクリニックでワイヤー矯正の精密検査を受け、結果を聞きました。
以下の点についてまとめます。
- なぜ2箇所も精密検査を受けたのか
- 各クリニックでの精密検査結果と治療方針
- 今後の予定について
なぜ2箇所も精密検査を受けたのか
精密検査は1箇所しか受けないのが一般的?
矯正治療を始めるまでの道のりとして、下記のような流れが一般的です。
- カウンセリング(無料〜5,000円ほど)
- 精密検査(40,000円〜50,000円ほど)
- 治療方針の説明
- 説明に納得できたら治療開始
私が矯正について調べ始めて驚いたのが、精密検査の費用の高さです。
とはいえ、一流の先生が時間を取ってオーダーメイドの治療方針を考えてくれるのです。
費用としては妥当かと思います。
(本当に一流の先生なのかは、カウンセリングでよく見極めが必要ですが…)
Twitterで、下記のようなアンケートがありました。
【拡散希望🙏😣】
歯列矯正カウンセリング巡りをしました。最終候補の病院を絞ったものの…。
どちらの歯列矯正の病院にするか、迷った時。
レントゲン撮影などの検査を複数掛け持ちした方はいますか(>_<)
検査代(計画、最終代金総出、コンサル料など)5万円と決して安くは無いですが…。
— ニーナ@歯列矯正中 (@misato_nonnon) August 7, 2020
閲覧を除くと有効票は約218票。
精密検査を複数受けたのは約42人(約20%)。
カウンセリングでクリニック決めた人を含め、検査を1箇所しか受けていない人は約176人(約80%)です。
目星をつけたクリニックで精密検査を受け、そのまま治療に入るというのが、一般的のようです。
しかし、精密検査を複数受けてから治療を始めた人も、一定数存在しています。
もちろんやたらに検査を受けても仕方ありませんし、検査費用の高さからできれば1箇所で決められるのが理想です。
しかし、治療方針に納得ができないのであれば、無理にその次のステップに進む必要はないです。
高い検査費用を払っているので後に戻れない気がしてきますが、治療に進めば検査とは比べ物にならないくらいの費用・時間を使うことになります。
治療方針に納得できない場合や、セカンドオピニオンを聞きたい場合は、複数検査を受けることも手だと考えます。
私も今回、精密検査を2箇所のクリニックで受けたのですが、より自信を持って治療に進めそうです。
私が精密検査を2箇所受けた理由
カウンセリングを受けた段階で、ここでなら治療を受けたいと思うクリニックが2箇所ありました。
カウンセリングでレントゲンを見ての説明内容はどちらも似たような回答。
細かい部分での違いはあるかもしれませんが、素人の私にとってクリニックの雰囲気や先生との相性で決めるような状況でした。
非抜歯/抜歯のボーダーライン上の歯並びのため、抜歯が必要かは検査をしないと分からない。治療費も同じくらいで、90万円程度。
先生は謙虚だけど矯正に関する考え方は芯があり、衛生士さんも明るくて知識がある。クリニック内は広く開放感がある
先生は気さくで臨床指導医の資格があり対外的にも認められている印象。クリニックは小規模でプライバシーが守られている
それぞれの良さがあり、どちらのクリニックも気に入りました。
どちらでもよかったのですが、検査結果がよければそのまま治療を始めるつもりでG歯科で精密検査を受けました。
しかしG歯科で検査を受けて結果を聞いてみると、F歯科の検査結果も聞きたくなったのです。
大金・長期間をかけて行う矯正治療。
十分に検討したことを後悔することはないと判断して、F歯科でも精密検査を受けることにしました。
たぶん私の考えすぎで実際に治療終わったら大したことないんだろうけど、見た目がとある風に変わってしまうのが怖くて、精密検査受けた歯科だとそうなってしまう可能性があるとの回答だったので、別の医院に精密検査再予約した😭秒でお金が飛んでゆくな。。
— るか︎ (@ruka_a5) March 5, 2021
各クリニックでの精密検査結果と治療方針
あくまで私個人の備忘録ですが、各クリニックでの精密検査結果と治療方針は次のような感じです。
G歯科から精密検査を受けたので、G歯科→F歯科の順で記載します。
G歯科の診断結果
骨の位置の関係で全く目立っていないが、上顎が相当な出っ歯。
適正な位置に移動するために抜歯が必要。
抜歯をした方が、将来的に残せる歯の本数が増える。
また奥歯は噛み合っているので固定しながら治療する。
自分を出っ歯だと思ったことがなかったのですが、歯型やレントゲンで見ると異常に傾いているのがわかりました。
また私は鼻と顎が割としっかりしているタイプなので、矯正前の今の時点でもEライン上に唇がのっています。
帰ってから色々と考えているうちに、抜歯して口元が下がった場合は顎が目立たないか心配になりました。
歯の矯正は噛み合わせの向上のために行うものというのは分かっているけど、矯正をきっかけに顔の見た目が変わり、それで嫌な思いをするのは悲しい。
後日そのことをメールで相談したところ、本来であれば再相談料がかかるそうですが、特別にと非常に丁寧な回答を頂きました。
しかし、どのくらい口元が下がるかは個人差があるため明言できないとのこと。
顎が目立つ可能性もあるので、その可能性に納得できたら治療を始めましょうとのことでした。
このくらいのタイミングで、F歯科でも精密検査を受けようかなと思い始めました。
G歯科ではっきりと抜歯が必要と言われているので、F歯科でも抜歯が必要な可能性が高いですが、口元が下がる程度(顎が目立つ程度)についても相談してみたいと思いました。
信頼する2人の先生から同じ説明があれば、より納得して進められる。
違う回答があれば、より深く矯正治療について考えるきっかけになる。
いずれにせよ、慎重派な私にとってはメリットになると思ったのです。
F歯科の診断結果
やはり上顎が相当な出っ歯で、抜歯が必要。
口元も引っ込むが、それが本来の正しい口元の位置。
親知らずも抜くか、残すにしても処置をした方が良い。
G歯科と大筋の回答は同じでした。
しかし、「今までと比べたら顎が目立つように感じるかもしれないが、それが本来の正しい口元の位置」という説明がどこか腑に落ちました。
更に、「最大でどのくらい口元が下がりますか?」と聞いたところ、コンピューターを用いて実際に私の横顔の写真を使ってシュミレーションをしてくれました。
思ったよりも下がっておらず、自分でも気付くかどうかというくらい。
あくまでシュミレーションではありますが、自信を持てました。
また今まで親知らずについて言及されたことが少なかったのですが、生え方があまり良くないそうです。
虫歯を防ぐためにも、抜くか矯正で引き起こすか、処置をしましょうとのこと。
まとめ・今後の予定について
以上、精密検査を複数回受けることについてのメリットを実体験を持って感じました。
より深く矯正について考えることもできたし、自信を持って治療に進めそうです。
先生が博識で親身で、どちらのクリニックも気に入っています。
しかし、口元の下がり方に悩んでいたときに納得できる一言をくれたF歯科で治療を受けることに決めました。
治療を受ける上で、今後も悩むことが出てくると思いますが、二人三脚で寄り添ってくれそうと思ったからです。
親知らずについては今まで抜歯を検討したことがなく知識もないので、治療開始までによく調べておきたいと思っています。